私は2015年4月に旧天満屋アドセンター事業へ入社、現在はティ・シー・シー イベント部に所属し、全国の百貨店、商業施設などで行う移動動物園・水族園のイベント企画制作を担当しています。
今就職活動を頑張っている皆さんに私の就職活動、そして働いてみてからのアドバイスも交えながら少しでも参考になれば幸いです。

私は2013年に作陽音楽短期大学(現在の作陽短期大学)へ入学。
音楽大学への入学を決めたきっかけは、高校時代の部活動、顧問の先生の紹介でした。
小さいころから音楽が好きだったことや、高校時代の顧問の先生からの紹介もあり、楽器のレッスンやお昼休憩にソルフェージュや調音を顧問の先生と一緒に勉強しながら、音楽大学入学準備をしました。
入学後は短期大学ということもあり、入学してからはすぐに就職活動を視野に、学内の就職活動セミナーに参加していました。今思えば本当に短期大学の2年間はあっという間でしたね・・。
就職活動を振り返って大切だと思うことは、①希望職選び(自分を見つめなおす) ②面接(伝わるように話す) ③行動すること だと思います。
これは就職活動だけではなく、今の仕事をしていく中でも大切だと感じていることです。
まず、『①希望職選び』ですが、当時の私は漠然と音楽に携わる仕事がしたいという気持ちはありましたが、仕事として音楽をしていくには、プロの楽団に入るか、自衛隊などの音楽隊への入隊などがあります。ただやはりプロとなると技術的な部分での審査が第一関門となります。
私自身プレーヤーとして、音楽活動していきたいのか、それとも音楽に携わる仕事がしたいのか?を考えていた時、大学の先生から「楽譜どおりに吹けているが、それ以上ではないんだよな~」という言葉で、少し傷つきながらも(笑)、音楽と深く向き合っていくことより、奏者のサポートや何か別の形で携わっていく方が、自分に合っていると考えました。
ただ、狭い業界なので、一般職も視野に入れ、大学の進路支援室や、合同企業説明会に行き、とにかくいろんな企業の話を聞きました。
その中で、やはり音楽に携わりたいと思っていた時、進路支援室の先生から天満屋アドセンター事業部を紹介してもらい、説明会に参加し、音楽に携わる仕事ができるのはここしかない!と思いすぐエントリーしました(笑)

就活をしていく中で、自分がどんな仕事をしていきたいのか、どうやって関わっていくのか「自分自身を見つめなおす」そして、「色々な人と話をしてみる」ことは振り返って大切だったと感じています。
そして就活中一番の課題は「②面接」でした。
自分を主張することが苦手で、特に集団面接では埋もれてしまい、何か質問をしなければと思いながらも手をあげられないまま。。ということもありました。
面接を克服する為に取り組んだのは、とにかく練習をして、自信をつけることと、「覚えた言葉」ではなく自分自身の考え・気持ちを「伝わる」ように話すことでした。
当時の私ができていたかはわかりませんが、最近読んだ本で、「伝える」ことと「伝わる」ことは違う、と書いてありました。
「伝える」は一方的な発信ですが、「伝わる」は双方向でコミュニケーションをとることで、面接でのコミュニケーションも大切ですし、今も仕事をしながら「伝わる」会話をすることは大切だと実感しています。
そして最後に「③行動」です。
行動と書いていますが、実は私が未だに苦手な事です・・笑
ただ就活をやっていく中で、実際に自分で思い切って行動したことがあります。
1回目は天満屋アドセンター事業部を受けたときです。
当時、天満屋アドセンター事業部の採用は4年生大学卒業見込みとなっていましたが、思い切って人事担当者へ、「短期大学卒業見込みだが受けても良いか」と電話で確認をしました。ここで電話をしていなかったら、受けずにいたかもしれませんね。
そして2回目は自己PRです。
天満屋アドセンター事業部を受けていた際、自分をPRできるものであればなんでもいいので自己PRをして下さい。と課題が出ました。
私が一番苦手な自己PRでしたが、ここで、思い切って面接で「楽器」を演奏しました。
会社の面接で「楽器を演奏することがいいのだろうか・・」と不安はありましたが、もうこれしかない!という気持ちで思い切って演奏しました。
きっと当時の面接官の皆さんの記憶には残ったのではないかと思います(笑)

この思い切ってやってみる!ということが、仕事でも大切だなと感じています。何か新しいことをやるとき、今でもずっと頭の中で考えてしまいます。不安がある中で、「考える」から「行動に移す」ことには勇気がいります。ただ、何か行動すれば、気づきや、反省点、そして少しでも前に進むきっかけになります。
失敗したら・・・と思うこともありますが、昔エジソンの本を読んだとき「成功の反対は失敗ではなく、なにも挑戦しないこと」という言葉がありました。
やってみて、失敗することで自分に合ったやり方を見つけていくこともできると思います。
そして、最後に今、仕事をやってみて思うことは、やりたい職種も大切ですが、どんな人と一緒に働くかも大切だと私は思います。仕事は決して一人ではできません。
今実際に働いてみて、一緒に働く人も長く仕事をするうえで大切なことだと実感しています。ぜひ一緒に働く「人」とできるだけコミュニケーションをとってみてください。
今、いろんなことで悩んだり、不安になることも多いと思いますが、ぜひ皆さんも就職活動中、自分と向き合って、考えて、最後は思い切ってチャレンジしてみてください!
チャレンジすることで、少しでも変われると思います。
頑張ってください!
「行動」この言葉がとても印象に残りました。私は現在、行動しようか考えていることがあります。しかし、コラムを通して、すぐに行動に移そうと思いました。
しっかりと現実的に考えながらも自分のしたいことを職業にしようと行動している様子にとても尊敬しました。私はまだ就活を始めておらず、夢も特にありませんが、気になったことに向かって行動するように心がけることで自分に合った最高の職場を見つけれるように頑張ります。
コラムを読んで、私も思い切って行動してみようと勇気づけられました。いつも何かに挑戦する時は不安でいっぱいですが、失敗は成功のもとだと思って失敗を恐れず、悩みすぎる前にまず行動に移すよう心がけたいと思います。