就活生の皆さんこんにちは!
私は、株式会社TCC(ティ・シー・シー)という天満屋グループの広告代理店で働いています。下坂あすかと申します。
2021年4月入社で、現在社会人1年目になります。
社会人としてはまだ4ヶ月ほどしか経っていませんが、入社してから働いてみて、こんなはずじゃなかったのに・・・というギャップは全く感じていません。むしろ、新しい業務を行うに連れて自分の中に沢山の知識が増えていくことが嬉しく、毎日ワクワクした気持ちで仕事をしています。今回は、入社してからのギャップがない就活にするためには何が大切なのか、私の就活体験談を交えながら皆さんにお伝えできたらと思います。
まず、私が就活を始めたのは、大学3年生の11月頃でした。大学時代はうらじゃのサークルに所属しており、12月の引退ギリギリまでサークル活動に励んでいました。8月にはうらじゃの本祭があったため、夏のインターンシップなどの参加は出来ていません。ですが、8月のうらじゃの本祭が終わると、サークル内でも就活モードの友人が多くなり、自己分析や面接練習ができる就活セミナーに11月から参加しました。このイベントが私の就活の始まりです。
就活セミナーには多くの就活生が参加しており、周りの就活生から出来る人のオーラをひしひしと感じました。これは就活あるあるだと思いますが、周りの就活生がとにかく自分より出来る人のように感じます。ですがそれは周りも同じです。就活では周りの空気に流されず、自分の軸を持つことがとても大切になっていきます。では、その就活の軸を作るにはどうしたら良いのでしょう。そこで必要になるのが自己分析です。今までの自分の人生を振り返り、ピンチをどのように切り抜けたか、あなた自身がどういう性格の人間で、どのような形で会社や社会に貢献できる人間なのかを自分自身で整理し、理解することで、軸がぶれることなく就活に挑めます。
実際、私自身も自己分析を行なったことで就活の軸ができました。大学で中学校・高等学校の教職履修もしていたため、教職の道に進むか、一般就職をするかの二択で悩んでいた私ですが、就活セミナーで自己分析を行っていくにつれて、岡山の魅力が発信できる仕事で、人々の心に残り、未来に繁栄していく仕事をしたいという就活の軸ができました。また、広告という人々の身近にある宣伝媒体を使って、見た目のインパクトだけではなく、宣伝内容にも興味をもってもらえる忘れられない広告を作りたいと思うようになり、マスコミや広告代理店で業種を絞って就活を進めていました。
自己分析を経て自身のやりたい業種を大まかに決めた私は、企業研究と業界研究に移りました。岡山の広告代理業を行っている会社をマイナビやリクナビで調べ、合同説明会に参加し情報を集めていきました。広告業といっても、広告の企画制作を行う会社や広告掲載の枠を売っている会社など仕事の種類も様々で、広告の内容としてもテレビCMやWEB広告、デジタルサイネージやチラシ・パンフレット、時には商品開発も行うような仕事があります。そのため年明け1月からは、岡山県で行われている大きな合同説明会に片っ端から参加し、とにかく自分の知識の中に企業と業界の情報を集めていきました。
企業研究を行っていくうえで私が意識していたことは、会社ごとの個性、社内の風通し、福利厚生、その他、会社の立地やオフィスの綺麗さなどです。内定を頂いた会社で長く勤めたいと考えている人は、企業研究と業界研究は広く深く、自分がその会社で働く姿を想像しながら行っていくことをおすすめします。特に企業研究をどれだけ丁寧に行うかが入社後のギャップに関わってくるところだと思います。私自身、一斉エントリーが始まっても広告業の違いを明確には理解できておらず、媒体側の広告部署と広告代理店とで悩んでいました。ですがTCCの面接で社長の「下坂さんのやりたい仕事は広告代理店の仕事だと思うよ。」という言葉を受けてもう一度自分のやりたい広告について考えました。その後TCCでは就活生と会社側のギャップを埋めるために企業訪問の機会をいただき、自分のやりたい広告の仕事が明確化しました。この経験がなければ、思っていた仕事と違ったという経験をしていたかもしれません。
その他に就活を通して大切だと感じたことは、何事も余裕をもって行動することです。21卒は特に新型コロナウィルスの影響で3月に予定されていた合同説明会がほとんど中止になり、企業の情報を集める機会が大幅に減りました。また、オンラインでの面接が多くなり、一度も採用担当の方と対面で会うことなく就活が始まることもありました。例年と違う就活スタイルで、一度も会社に訪問することなく内定が決まった就活生もいるそうです。ですが、これから長く働く会社というのは実際に目で見て、肌で感じることが必ず必要です。就活では、興味のあるイベントは参加できるうちから参加し、履歴書やエントリーシートの作成も早めに行うことで3月解禁のエントリーでの余裕を生まれます。そして、就活での余裕は心の余裕に繋がり、面接にも影響します。つまり早めに行動するだけで就活は有利になれるということです。
また、周りの人の力をたくさん借りることも大切です。私も就活をしているときは、サークルの先輩や友人から就活セミナーの情報を聞き、履歴書の添削や面接練習をしてもらいました。第三者と一緒に自己分析をすることで、今まで気づくことのできなかった自分に気づくことができ、他の人から見た自分の印象がわかることで、自己アピールがとてもやりやすくなりました。就活では、今までに経験したことのない慣れない環境で辛い経験をすることもあると思います。そんな時に家族や友人と話をするだけで、少し救われた気持ちになれます。実際私もたくさんのお祈りメールを経験しています。周りの就活生と自分を比べて落ち込むこともありました。そんな時も周りの支えがあったからこそ耐えることが出来たのだと思います。周りの人への感謝の気持ちも大切にしていきたいですね。
この就活TVを見ている皆さんは、実際に行動に移せている人たちだと思います。あなたのその行動力に自信をもってこれからの就活を悔いの残らないよう精一杯走り切ってください!就活中はしんどく辛いと思うこともあるかもしれませんが、遠い目で見るといい経験です。春からの良いスタートダッシュを切るために頑張りましょう!
皆さんにも良い春が訪れますように!私も応援しています!
『就活では周りの空気に流されず、自分の軸を持つことがとても大切。そして、その就活の軸をつくるために必要なのが自己分析』たしかにそうだと思いました。自分というものを固めなければ、語れない。語れなければ伝わらない、と思います。自己分析、就活がんばります!ありがとうございました!
入社後のギャップがない就活をするために行われていたことが、とても具体的に書かれていたのでとても参考になりました。余裕を持って行動することが苦手でギリギリで行動してしまいがちなので、肝に銘じておこうと思いました。
また、他のコラムにも、『軸』という言葉が散見されていたのでとても重要な要素なんだろうと思っていました。しかし、どのようにして自分の就活における軸を見つけたらいいのか少し考えていましたが、やはり自己分析が大切なんですね。
私は自己分析があまり得意ではなく、避けてしまいがちなのですが今一度頑張って自己分析を始めてみようとも思います。
とても素敵なコラム、ありがとうございます。よく就活といえば、入ってみたらイメージとちがった。こんなつもりではなかった。という話をよく聞きます。だから、坂下さんの成功した就活体験談を聞くことができてとてもためになりました。私は面倒くさがって情報収集などを怠りがちなので、そこには気をつけ、広く深く会社のことを知り就活をしたいと思いました。
自分のやりたいこと、目指したいことに一番合っている職業が何かを見つけるには自分だけの力ではなく、他人からの客観的な意見も必要になると感じました。私は自分の中だけで物事を決めてしまうため、色んな人の力を借りて自分とはどんな人で何をしたいのかを見つけていきたいと思います!
自分の軸を見つけることの大切さがわかりました。私は人頼ることが苦手なので今後は親しい友達や先輩に面接やエントリーシートの添削をしてもらえるように頼んでみようと思います。
I’ve heard self analysis a lot of times but thinking back on your experiences and how you’ve handled trouble in the past is a really good follow up, I’d never thought about it like that. I’ll be sure to work with the people around me and do self-analysis with a friend so that I’m confidence in my strengths and weaknesses. Thankyou for your insightful column!