皆さん、はじめまして。
中小企業診断士・キャリアコンサルタントの窪田司です。
「就活は楽しいですか?それとも苦しいですか?」
私は就活生向けのセミナーでこの質問をします。
多くの方が就活は楽しくないものだと感じています。
しかし、自分の人生において大きな分岐点となる面白い活動です。

そういう私も就活生のときにどん底の経験をしました。
・自己分析しても何も特徴がない。
・エントリーシートを書いても文章がかけない。
・面接しても緊張で話せない。
・企業研究しようにもやりたいことがない。
模擬面接では、
講師の方から
「君はなんでそんなにおどおどしているの?」
とまで言われたことも。。。(そんなこと人前で言われます? 笑 )
このときに気づいてしまったのです、
自分はないものねだりをしていたのだと。
・立派な経験をした自分
・文章が上手にかける自分
・面接を上手にできる自分
・夢のような仕事で活躍する自分
などありもしない想像の自分を待ち望んでいて
現実の自分を見ていなかったのです。
私も再度自己分析をしたところ、
自分のやりたいこと(厳密にいうとやりたくないこと)は
「しゃべる仕事(自分は細かい作業が嫌い)」
「企業相手を成長させる仕事(不特定多数の人が苦手)」
「地元密着の仕事(全国転勤の生活が嫌)」
というものでした。
この結果、志望したのは
「地域の金融機関」と「地域の人材ビジネス」でした。
しかし、両業種とも人気業種のため、
私の実力では内定がとれないと思い、
「新聞を読む」「就活本を読む」「就活イベントに参加する」
といった誰でもできることを誰よりも一生懸命しました。
就活イベントでは、企業の担当の方から
「窪田くん、また来ているの?」
と声をかけてもらうくらい活動しました。
この結果、なんと地域金融機関と人材ビジネスから
内定をもらうことが出来ました。
(結果は地域金融機関に就職、その後独立)
これらの経験を通じて就活生の皆さんにお伝えしているのは、
『幸せな内定を獲得する』ということです。
“幸せな内定”というのは企業イメージや企業規模のみならず、
自分らしく働けて自分を必要とされる企業への内定を意味しています。
自分らしくない自分で入社した企業で毎日働けますか?
“内定を獲得する”というのは、
才能ではなく、努力で可能です。
おどおどして話せなかった自分だからこそ
自信を持ってお伝え出来ます。
就活を始めるのに一番早いは今日です。
過去を悔やんでも過去には戻れませんし、
未来を憂いても未来は変わりません。
今日1日を頑張りましょう。
皆さんの幸せな内定を祈念しています。