はじめまして!就活TV学生カフェメンバー、岡山大学法学部4年甲野良輔です。
“運とご縁”
就活を一言で表すとこの言葉だと思っています。
「そんな簡単な言葉で済ますな!」と思うかもしれません。ただ、自分次第で“運”はついてくる、“ご縁”は自分で作ることができると考えています。就活を通して、とにかく人との出会いを大切にすることを改めて学びました。
このコラムでは、失敗した・転機となった面接など就活の一部を紹介します。
アナウンサー就活は大学2年生の3月からキー局のインターンシップの募集が始まります。書類すら通過しない局が大半で、現実を突きつけられました。
大学3年生の6月に学部長から大学のキャリアセンターの先生を紹介していただき、エントリーシートの添削や相談にのってもらうようになりました。
そして、3年生の9月頃から本採用の募集が始まります。エントリーシートや自己PR動画をいろんな人に見てもらい、納得いくまで何度も書き直し、撮り直しました。
ただ、現実はそう甘くなく最初はほとんど書類落ちが続きました。
4社目で初めて書類が通過し、迎えた一次面接。
初めての面接だったので、極度の緊張で頭が真っ白になり、考えていた自己PRが飛んでしまいました。そこから動揺してしまい、何を聞かれ、どう答えたのかほとんど覚えていません。一生忘れない、悔いの残る面接となりました。
この面接は本当に悔しくて、お祈りメールのスクリーンショットを未だに保存しています。
その後は、書類は通過するが一次面接で落ちる局が続きました。
そして、大阪のテレビ局で書類が通過し、一次面接も初めて通過することができました。この一次面接は、初めて面接が楽しいと思えた日でした。緊張はもちろんしましたが、‘’自然体‘’で話すことができ、面接時間があっという間に過ぎました。手応えはあまりなかったですが、通過することができました。
これまでの面接では「うまく話そう」ということしか頭になく、自分らしさがあまり伝わっていなかったということに、ここでやっと気づきました。それからは、面接は‘’お喋り‘’の時間と考えるようになり『型にはまらない・等身大で話す』ということを意識し始めました。
その局の二次試験はカメラテストと筆記試験でした。ここで初カメラテストを経験したのですが、事前に準備はしていたものの試験の内容が難しく、上手く話すことができませんでした。この二次試験は通過できなかったですが、「カメラテストに行けたという」自信が持てるようになりました。そして『絶対にアナウンサーになる』とさらに火が付いた日になりました。
アナウンサー就活では、全国のテレビ局にエントリーする人が多いですが、エントリーするテレビ局を絞りました。全ての局にエントリーすることで、チャンスは増えるかもしれません。しかし、エントリーシートの締め切りが重なり手一杯になる、第一志望の局のエントリーシートに時間を割きたいと思っていたので、局を絞るという選択をしました。また局を絞るための一つの軸として、今まで行ったことがある・働きたいと思った地域にあるテレビ局にしました。
地方局の採用が進むにつれ、面接を通過する局もだんだん増え、最終面接に進むこともありました。
そして‘’運とご縁‘’は突然繋いでくれるものです。この度、地元のテレビ局から内定をいただくことができました。
就活は長く、しんどい時期になると思います。ただ、自信を失わず、自分の夢や目標に向かって諦めずに頑張れば、‘’運とご縁‘’が必ず繋いでくれます。悔いの残らないよう全力で走りきってください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
がんばれ、就活生‼
改めて考えると自分のいくつかの居場所は運とご縁があったからこそ出会えたのだと感じました。今のご縁を大切にしつつ、それを活かして就活頑張ります。また自分は面接で緊張しがちなので等身大の自分で挑めるようにリラックスする方法を探したいと思います。
I found your first interview story so relatable… Forgetting what you should be saying when you’re super nervous is common but I feel like even though it’s embarrassing this was luck and fate too. If you hadn’t have messed up that interview you wouldn’t have had the motivation that you got from it and you wouldn’t have gotten better from it either. I felt like your column taught me a lot, thank you!
就活は中々一回で決まるものではないため、一度大きい失敗をしてしまうと今後に影響が出るのか不安になってしまいます。ですが、甲野さんのお話を聞いて、めげずに何度も挑み続けること、失敗しても就活の中で成長していけば良いことが分かりました。「運とご縁」を大切に就活に向けて頑張っていきたいです。
面接をネガティブに捉えるのではなく”お喋りの時間”と捉えていたのが素敵だなと思いました。私も”運とご縁”が繋がるように、諦めず就活をしていきたいと思います。
「運とご縁」について自分でも考えてみたら、今のいる環境や人も考えによっては「運とご縁」なのではないかと思えました。また、挑戦していく中で成長して、さらに自分のなりたいものへの熱量が増し、全力で進んでいけていた姿はとても勇気づけられました。これからの就活でも頑張っていきたいです。
甲野さんの記事を読み、就活に対する視点が新しくなりました。これまで、面接は完璧にこなすことが条件で、そのうえで人間性よりも優秀さを計られるものだと考えていました。しかし、甲野さんの面接での体験談や、「運とご縁」という言葉から、うまくやることよりも自然体で、まっすぐ立ち向かっていくことが大事なのだと伝わりました。就活は確かに大変なことだけど、それに負けないよう、自分の人間性を信じて挑戦し続けたいと思います。