就活生の皆さん、初めまして。
アパレルメーカーで働いております、山部美歩と申します。
今年の春で入社2年目になります。
今回は皆さんに、私の就職活動の時の経験が、
少しでも皆さんの役に立てたらと思いお伝えさせて頂きます。
就職活動の時にまず初めに私が行ったことは、「就職活動の軸」を決めたことです。
なぜ軸から考えたのかというと、軸を決めることが企業選びの際の判断基準になると思ったからです。世の中には何百万という数の企業が存在します。そんな中から全て見て探していくなんて到底できません。
また、私の中で「とりあえず受けてみる」ということをしたくありませんでした。
受けるからには、入社したいと思える企業を受けて私自身を知ってもらいたいと思っていました。そのためにも、就職活動の軸をまず初めに決めて、自分が将来働くにあたってどんなことを大切にするのか、自分の価値観について見つめ直した後、企業選び、企業研究を行いました。
そんな自己分析の後に、私が軸にしたことは、まず1つ目に「メーカー」であること、そして2つ目に「会社以上に、そこで働く社員の方に魅力を感じられるか」という、この2つの軸で就職活動を行いました。
まず、なぜ「メーカー」なのかという点については、生活において欠かせない「もの」を提供して、誰かのために役に立ちたいと思ったからです。こう思うようになったのは、仲の良い友人がメーカー勤務をしていたということがとても大きく影響しています。友人は建物やビルの窓ガラスを造る会社に勤めているのですが、一緒に街を歩いている際に、
「あのビルの窓ガラス、私の会社が造ったんだよね。」と言った何気ない一言と、彼女の嬉しそうな、そして誇らしそうな表情がとても印象的でした。また、「仕事で落ち込んだ時に、ふと街中で、自分の会社で造ったものが生活の一部として溶け込んでいるのを見ると、また明日から仕事頑張ろうと思える。」と嬉しそうに話してくれました。そんな風に話す彼女を羨ましいと思ったと同時に、私も彼女のように、誇りを持って働きたいと強く思いました。
そんな友人がきっかけでメーカーに興味を持ち始め、就職活動の際に、まずはメーカーを基準に見ていこうと企業を探しました。合同説明会で実際にお話を聞いていると、やはり友人が話していたような「ものづくり」の魅力を改めて感じ、メーカーで絞って企業を選び、就職活動を行いました。
そして2つ目の「会社以上に、そこで働く社員の方に魅力を感じられるか」という点については、どれだけ事業内容に興味があったとしても、そこで働く社員の方と一緒に働きたいと思えるかどうかが、私にとっての企業選びのうえでとても重要なポイントでした。
「一緒に働きたい」という点についてもう少し具体的にお話すると、「①楽しそうに働かれているかどうか ②自社に対して、好きな気持ちや誇りを持っているかどうか」この2点に着目していました。折角働くのなら、友人のように、自社に対する好きな気持ちと誇りを持って楽しく働きたい、そしてこの様な社員の方々の下で働くことができたら、自分自身社会人として成長できるだろうなと感じていました。
この2つを軸にして、第一志望であった今の会社に入社致しました。
入社して1年経ちますが、今の会社に就職したことを後悔したことはありません。
この1年を通して改めて、この会社に入社して良かったと思っています。
皆さんも社会人1年目が終わった時に、入社して良かったと思えるような企業選びができるよう応援しております!
そしてまた、後悔しないうえでとても重要なことは「自分次第」ということです。
就職活動を良い経験だったと思えるのか、辛い経験だったと思うのか、
そして入社してからも仕事を楽しいと思えるのか、それとも働くのが辛いと思うのかは、
全て自分次第だと思っています。これは社会人になって学んだことの1つですが、どんな場面においても自責で考えることができるのかどうかは、人として、そして成長するうえでとても大切な部分です。皆さんが後悔しない就職活動にできるのかどうかは、皆さんの考え、行動次第で決まります。私もまだまだ勉強中ですが、他責で考えず、自責で考えられる大人になれるように、そして素敵な大人になれるように、一緒に頑張りましょう!
ご友人のお話とても素敵ですね。誇りをもってお仕事に向き合っている方々に、私たちの生活は支えられているんだなと改めて考えさせられました。
文中に、第一志望の会社に入社して、後悔をしていないとありましたが、「就職活動の軸」をしっかりと決められていたからこそなんでしょうね。あと「他責思考」ではなく「自責思考」、これも大切なことですね。大切なことがたくさん書かれたこのコラム、ぜひ就活を控えた人たちに読んでもらいたいです。
「就職活動の軸」を最初に決めた、「とりあえず受けてみる」ということをしたくなかった、結局は「自分次第」。
とても共感できます。
自分なりの軸を大事に、私もがんばります!
ありがとうございました!
メーカーに対する仕事の捉え方と情熱が人生の先輩としてかっこいいと思いました。
私も早く自分の軸を見つけて後悔のない就職活動にしたいと思います.
ありがとうございました。
自分に誇りを持って働ける会社に就職されている山部さんをとても尊敬します。働くといえば、大変そう、責任をが伴うというマイナスなイメージが強くどこか怖いと感じていました。しかし山部さんのコラムから、楽しそう!!という気持ちに変わりました。私はまだ就活生ではありませんが、自分の仕事に誇りを持って働けるような会社を絶対に見つけたいです!素敵なコラムをありがとうございました!!
今まで働かずにいたいと思っていましたが、誇りを持って仕事をすることが生きがいになれば働くことも嫌ではないのかなと思えました。
自分がどの会社に就けば辛くても頑張れるかを色んな会社を見て社員の方ともコミュニケーションもとって考えたいと思います!
What your friend said also made me jealous as well.. Even if you don’t make the product from scratch yourself, working to make that product in a team with a company and providing support for the people that make it, it all sounds so respectable. I also want to work somewhere that I can be a part of making something that helps people. I agree though, not only this but the people you work with are very important so that you can work as a good team!! Thankyou for your column!
山部さんが自身の業種に誇りを持って働いていらっしゃることや、ご友人のお話から今まで気づかなかったメーカーの魅力に気づくことができました。私はまだ自分に合った業種を絞れてもいませんが、早く「ここに入社したい」「入社して良かった」と思える会社に出会えるよう頑張りたいと思いました。貴重なお話ありがとうございます!