就活TVをご覧の皆さん、こんにちは。
ナカシマプロペラ株式会社の松根菜々子と申します。2019年に大学を卒業し、今年で社会人5年目になります。
今回は私の就職活動の経験が、少しでも皆様のお役に立てたらと思い、ほんの一例としてお伝えいたします。

私が就職活動を始めたのは、3年生の夏からでした。
大学時代は教員になるか、一般企業に就職するか迷っていたため、教員免許は取得しましたが、教育実習に行ってから、スッキリ一般企業就職に切り替えました(笑)
初めは何から始めたらいいのか分からず、不安でいっぱいだったことを覚えています。
ですが内定が出始めてから就職活動が楽しくなり、最終的には7社から内定をいただきました。今の会社に入社を決めて、4年3カ月働いてみて、やはりあの時頑張っていてよかったなと感じています。
そんな私の就職活動を「自己分析・業界分析」「行動力」「軸」の3つに分けてお話します。
最初に「自己分析・業界分析」についてです。「何から始めたらいいか分からない」という方には、まず自己分析をおススメします! なぜなら自分のことを知ると、企業に求めることが明確になるからです。さらに自身の強みと弱みに気付き、面接で自信をもって答えることができます。ネットで探すと自己分析や他己分析(他人から分析してもらう)シートやアプリがあるので、ぜひ活用してみてくださいね!
また、業界分析を早く行うと就活が楽になるというメリットがあります。業界を絞っていた友人が、インターンシップや選考を進める中で「この業界じゃないかも・・・」と気付き始めたけれど、他業界の情報収集に時間がかかり、スケジュール的にも精神的にも追い込まれていました。
そういう時には、その時点であまり興味を持てない会社でも合同説明会で話を聞いてみて、少しでも興味を持てたらインターンシップに参加してみる。そうすると、判断材料を得ることができます。
実際私も、就活を通して初めて知る企業がたくさんありました。実はナカシマプロペラもその中の1社です。業界の傾向や、各企業のカラーを知ることは、社会人になってからも皆さんの財産になると思います。
次に「行動力」についてです。先ほどお伝えした通り、自己分析で明確になった興味のある業界や働き方をもとに、数多くの合同説明会に参加して、少しでも気になったら会社のインターンシップや選考にエントリーしたり、大学のキャリアセンターを活用して、友人と面接やグループワークの練習をしたり、とにかく行動に移しました。
また、実際に働いている方に会って、オフィスを見ることもとても大切です。会社情報は基本的にネットで収集できますし、ZOOM面接も経験しましたが、将来1日の大半を過ごす場所の雰囲気を知っておけば、入社後のギャップを感じるリスクが減ります。もちろん入社前に全てが分かる訳ではありませんが、便利な機能を上手く活用しながら、「ネットに掲載していないことで自分が気になったこと」を対面でたくさん質問すると、深く企業を理解できます。
最後に「軸」についてです。業界や業種、会社に入って何がしたいのか、どのような働き方がいいのか、勤務地はどこか、福利厚生の内容など、絶対条件を決めることです。軸は途中で変わってもいいし、いくつあってもよいですが、これを見失うと取捨選択できなくなります。
以上が就職活動で取り組んだことです。

今後もし選考で不採用になったとしても、皆さんの全てを否定されている訳ではなく、その企業の考え方やタイミングに合わなかったということがほとんどです。
就活で上手くいかなかったとき、トライ&エラーを繰り返す経験も、社会人になってからの皆様のスキルにもなりますし、社会人としての一歩目を踏み出していると思って頑張ってください。
皆様一人ひとりにとって、いい就活になりますように!応援しています。

自分は落ち込みやすいため、「不採用になったとしても、全てを否定されている訳ではなく、企業の考え方やタイミングに合わなかったということがほとんど」という言葉に安心しました。また興味がないと思ったところでも話を聞いてみることも必要だと知り、興味の有無に関わらずとりあえず触れてみることを大切にしようと思います!