8月30日配信!「就活リアルボイス!」のゲストに出演してくださった高見幸義社長(株式会社山陽計算センター)との対談の様子を記事にしました。
高見社長の、興味や使命感に縛られない選択からやりがいを見つける働き方についてもお話いただきました。
以下がインタビュー記事です。
◾︎「自分が楽しめること」を見つける大切さ
堀:まずは高見さんのご経歴を教えていただけますか?
高見:はい。玉野高校を卒業後、東京の大学に進学しました。就職活動では、クリエイティブな仕事に就きたいという思いが強く、テレビ局や出版社などを志望していました。マスコミセミナーにも通い、本気で勉強していましたね。

大手出版社から内定をいただいた時は、本当に嬉しかったです。しかし、実家が田舎の長男だったこともあり、両親から帰郷を促されまして。最終的に、地元のマスコミを1社だけ受けることを条件に、山陽新聞社を受験しました。
堀:新聞業界には、もともと興味があったのでしょうか?
高見:正直なところ、あまり興味がありませんでした。新聞社志望の学生は、社会正義を守るとか、権力を監視するといった強い使命感を持っている人が多かったのですが、私はそこまで立派な人間ではないと思っていましたし、表現することに携われればいいかな、くらいの気持ちでした。
堀:山陽新聞社に入社されてみて、いかがでしたか?
高見:入社前は、新聞業界のことを何も知らず、食わず嫌いのような状態でした。しかし、実際に記者として働く中で、新聞記者の仕事の面白さに気づき、今では山陽新聞社に入社したことを後悔していません。
◾︎共感から見つける生きがい
堀:メディア業界を目指す学生に向けて、何かアドバイスはありますか?
高見:あまり構えずに、自分がその会社で楽しめるのか、その会社で働くことに生きがいを感じられるのかを考えてみることが大切だと思います。地域の活性化や社会正義の実現など、何か一つでも共感できることがあれば、きっとやりがいを感じられるはずです。
また、食わず嫌いにならずに、様々な業界を見てみることも重要です。マスコミ志望だったけど、実は流通業界の方が向いているかもしれない。色々な可能性を探ることで、自分に合った道を見つけられるかもしれません。
堀:一つの会社に絞らず、様々な選択肢を残しておくことが大切なのですね。
高見:その通りです。
◾︎常に新しい舞台で働く意義
堀:山陽新聞社で長く働かれてきた中で、デジタル分野にも早くから携わってこられたそうですね。
高見:ええ、世の中のデジタル化が進むにつれて、新聞の読者が減少し、スマホでニュースを読む人が増えてきました。そこで、ガラケー向けのニュース配信事業を立ち上げることになり、パソコンによく触れていた私がその担当に抜擢されたんです。
堀:デジタル分野は未開拓な部分も多かったと思いますが、苦労もあったのではないでしょうか?
高見:そうですね。当時は、新聞社の中でデジタル事業は隅っこの方にあるような存在で、なかなか意見を聞いてもらえない時期もありました。しかし、様々な地方紙の人たちと協力して、新しい媒体を開発していく中で、非常に面白いと感じるようになりました。
堀:今後の展望についてお聞かせください。
高見:還暦を過ぎましたが、今でも新しいことに挑戦したいと思っています。今の状況に満足するのではなく、もっと収益を上げられる方法はないか、社会のためになることはないかを常に考えています。
◾︎就活生へのメッセージ ———「こだわりの実現」
堀:最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。
高見:就職活動で最も重要なことは、「何をやりたいのか」という軸を一本持つことです。どんなことでもいいので、自分が会社で何を楽しみたいのか、何を成長させたいのか、社会にどう貢献したいのかを考えてみてください。
一流企業に入ることを目標にするのではなく、自分のこだわりを実現できる会社を探すという視点を持つことが大切です。譲れないものを一つ持ち、それ以外は柔軟に対応するという気持ちで就活に臨めば、きっと良い結果に繋がるはずです。
堀:本日は貴重なお話、ありがとうございました!
