就活TVをご覧の皆様、こんにちは。
エスタカヤ電子工業株式会社 総務課の竹内と申します。
2023年にノートルダム清心女子大学の日本語日本文学科を卒業し、今年の春で入社から4年目となりました。

現在の仕事内容としましては、採用関係の業務、人事労務の業務などを担当しています。
今回は、私の就活体験談を中心にお話をします。これから就活を迎える皆様に、少しでもお力添えができれば幸いです。
学生時代、正直な話をすると私は就職するということに対してあまり意欲的ではありませんでした。

大学二年生になる2020年がコロナで丸一年リモート授業となり、あまり明るい話の見えないまま始まった2021年。成人式は中止が決定し、学校ではリモート授業が引き続き行われる中で、“学生生活もままならないのに、就職活動?”なんて考えていたことを、はっきり覚えています。
就職活動に本腰を入れ始めたのは、大学三年生(2021年)の秋頃です。
将来について明確なイメージは無かった中で漠然とした焦りを覚えつつも、徐々に就職活動の軸や志望業界・職種を定め、その志望業界を中心に応募、選考を進めていきました。
と、ここまではあまり面白味もない経験なのですが…。
そのまま就職活動を進めたのではなく、3月の途中で当時いただいていた内定や進めていた選考を全て辞退し、就職活動をやり直しました。
この、就職活動をやり直したことについて、経緯や理由、反省点をお話していきます。
やり直そうと決断したきっかけは、アルバイト先の人に「その仕事は絶対に向いていない」と言われたことです。
当初は、全く違う業界の営業職を志望していました。アルバイト中、就職活動について軽く話していた時にはっきり言われてしまったのですが、今考えてもよく私のことをわかっているなと思います。(笑)
その一言でやり直しを決断するぐらいには、当時の私には「このまま就職先を決めていいのか?」という迷いがあったことも事実です。
当時の事を振り返り、反省点を上げるとすれば以下となります。
・最初から業界や職種を狭めてしまっていたこと。
・ガクチカや自己PRに注力するあまり、それらを中心に動いてしまっていたこと。
・就職活動の軸を定めるにあたり、ポジティブな部分しか考えていなかったこと。
・最初から業界や職種を狭めてしまっていた
私の専攻は上代文学です。当時の私は、就職活動において学生時代の学業を強みにできるとは考えていませんでした。そのため、企業を探すにしても、業界を調べるにしても、「きっと私にはできない」と決めつけていた部分があります。
結果として視野を狭めてしまっていたことは、今でもかなりもったいないことをしたと感じています。
また、業界研究をしないといけないとか、自己分析を進めて就活の軸を定めないといけないとか、そういう部分に気を取られてしまい、早々に志望業界を定めてしまったところもよくない部分でした。
・ガクチカや自己PRに注力しすぎていた
ガクチカや自己PRの文章を考えることは確かに重要ではありましたが、「文章にしやすいエピソード」「自分が成果を上げた出来事」などから作成していると、どうしても“じゃあこれを選考で活かせそうなところを志望しよう”という意識になってしまっていました。
もちろん、それは悪いことではないとは思います。
ですが、自分のやりたい事や向いている事とは乖離が生まれてしまっていたのも事実でした。
・就活の軸を定めるにあたり、ポジティブな部分しか考えていなかった
「人の人生に強く貢献したい」「やりがいを求めたい」「過去の経験を活かして活躍していきたい」、そんなポジティブな思いを持って就職活動を進めていました。
営業系の職種を志望していたのも、アルバイトなどの経験を活かして、人の人生に貢献できる仕事をしたいと考えていたからです。
ですが、やはりポジティブな部分だけでは仕事はできません。
例えば、私はかなり人見知りです。営業職で本当に負担を感じないか?と問われるとあまり自信はありません。
やりがいがあれば仕事は頑張れると考えていましたが、自分の時間をしっかり確保したいという気持ちも確かにありました。
アルバイトといった、過去の経験を活かした仕事をしたいと考えていたものの、学生時代の経験をそのまま仕事というものに直結させていいのかという迷いもありました。
選考が進んでいけば、曖昧だった働く環境や働く姿もイメージできるようになりました。
その結果、やはりこの仕事は自分に向いていないのかもしれない、という気持ちを強く抱くようになりました。
就職活動をやり直そうと決断した、一番の理由です。
こうして自身を見つめ直した結果、変わらない軸もはっきりと見えてきました。
ものづくりに関わりたいこと、人や社会に必要不可欠な業界で働きたいこと、岡山県で働きたいこと。
せっかく進めてきた就職活動をやり直すことに不安も当然ありました。
ですが、変えたい部分、変わらない部分を認識できたことで、自分がやるべきことが鮮明になりました。「決めたからには動くしかない」という気持ちで、選考に挑みました。
そして、4月中旬頃に現在働いているエスタカヤ電子工業株式会社より内定をいただき、就職活動を終了しました。

私から皆様にお伝えしたいことは、自分の可能性を諦めないで欲しいということです。広い視野を持って、触れたことのない分野でも積極的に踏み込んでいってみてください。
それから、自己分析をする際に、仕事に対するネガティブな部分も大切にして欲しいなと思います。
「やりたいこと」「向いていること」だけでなく、「やりたくないこと」「向いていないこと」にもしっかり目を向けていただきたいです。
また、就職活動を進めるにあたり、他の人に相談することもおすすめします。
友人や家族、アルバイト先の人、サークルの先輩、大学のキャリアセンター、どんな人でも良いです。人に話すことで心が軽くなることももちろんありますし、私のように不意なアドバイスが背中を押すこともあるかもしれません。
どうか一人だけで進めようとせず、周囲の人にも沢山頼ってみてください。
あの頃、就職活動を変わらず進めて、今と全く違う仕事をしていたらどうなっていたのだろうと考えることもあります。案外うまくいっていたかもしれません。
ですが、私はあの時の選択を後悔したことはありません。今の仕事は自分に向いていると感じていますし、毎日楽しく働いています。しっかり決断をして良かった、と言い切ることができます。

さて、社会人も四年目になると、周囲の友人たちの動向も変わってきました。
転職をした友人、もちろんいます。県外に出ていた友人が地元に帰ってきていたり、その逆もあったり、様々です。気がつけば仕事を辞めて海外に行っている友人もいました。
人生は、学生時代に考えていたよりもずっと自由なのだなと、この年になってしみじみと感じています。
私の体験談を長々と書いては来ましたが、自分の意思さえあればどのような未来も描けます。
向いていないかもしれないけれど挑戦してみるという選択も、間違いではないはずです。
将来を見据えるにあたり、不安も迷いもあるかもしれませんが、「案外人生はどうにだってなる」ということだけは忘れずにいて欲しいです。
皆様が笑顔で就職活動を終えられるよう、心から応援しております。

ノートルダム清心女子大学 日本語日本文学科を2023年に卒業後、同年エスタカヤ電子工業株式会社に入社。
現在は総務課で人事労務関係、採用関係を担当。