就活生の皆さん、はじめまして。 TBSの系列局 テレビ山口 アナウンサーを経て、現在、岡山 香川 関西で フリーアナウンサーとしてお仕事をしている橋本昌子と申します。 就活は、局アナ 一本に絞っておこないましたが、どの業種にも共通で参考にして頂けるかもしれないことをお伝えしますね。
局アナ(局の正社員としてのアナウンサー)志望の私。 学生時代は、奈良の帝塚山大学教養学部日本文化コースで学んでいました。 部活は 体育会系の競技ダンス部に所属し、ダンス漬けの毎日でした。そんな中での就活。
初めて東京の放送局の面接を受けた時の衝撃は、今でも忘れられません。 なんと!名前と大学名を伝え、簡単な文章を一文読み、短めの自己PRだけで終わったのです! 出身地の関西から夜行バスで何時間もかけて東京まで面接に行ったのに、一瞬で終了。 その局の場合は、面接終わってその日のうちに結果が出るのですが、結果を待っている時間の方がとても長かったです。笑
結果は残念ながら 一次面接で不合格。 その残念な経験をもとに、よ〜く考えてみたら…
多くの就活生が志望しているし面接の日にちも限られているのですから、一人にかける面接時間が一瞬で終わるのは、悔しいけれど仕方のないことだったりします。
そんな中、面接官も人間。 面接するのにも気を遣ったり、疲れたり、大変だったりするわけですよね…
もしも、自分が面接官の立場だったらどうだろう?…と考えを切り替えたのです。
もし、自分が面接官だったら…
もう一回会ってみたいなぁ。とか、元気良く挨拶してくれたなぁ。とか、面接楽しかったなぁ。とか、感じイイ子だったなぁ。とか、姿勢や所作が綺麗だったなぁ。とか…
大勢いる就活生の中で、埋れずになんらかの印象を残すことが大事だと気づきました。 爽やかに目立つことが重要だと。
手取り早い方法としては、 紺色のリクルートスーツを着るのをやめて、爽やかな印象のカラースーツに。
(局のイメージによって、若草色、桜色、赤、黄色…と変えたりもしました。)
(大勢いる就活生の中でも、何色の子 と覚えてもらえる。)
ロングの髪型も、後頭部の下の方で結ぶのではなく、思い切って普段からしていたいつものポニーテールに。
(アクティブなイメージを持ってもらえるし、ポニーテールの子 と記憶に残る。自分にとっても普段のポニーテールだから心理的に緊張がやわらぐ効果も⁈)
そして、自己PRは、一緒に働きたくなるような、一緒に仕事したら楽しそうだな。と思ってもらえるような 自分の長所をアピールしていこうと、伝え方を変えました。
例えば、特技を伝えるにしても、競技ダンスで全国大会で賞を頂いた…エピソードではなく、 私が入社したら、部署の飲み会でカラオケの時に、部活で鍛えた競技ダンスを活かし、バックダンサーとして場を盛り上げます!という感じの話に変えました。
(面接官にこの子がいたら職場が明るくなるなぁ。とか、仕事も一生懸命してくれそうだなぁ。取引先との接待 いい雰囲気作ってくれそう…とか、近い将来を想像したり、可能性を感じてもらいやすいかも⁈)
話す言葉もかたい感じで暗記したような文言ではなく、学生としての等身大の言葉で。 多少 敬語の使い方が間違っていたとしても、相手を敬う気持ちがあれば、敬意は伝わると思います。
面接をして下さる方は、人生の大先輩です。 その先輩方も皆さんと同じように就活をしてきたわけです。 皆さんの就活の大変さや緊張感もよくわかってくれています。 会社研究は必要ですが、付け焼き刃の知識で背伸びするより、素直な学生らしさや、緊張していても一生懸命伝えようと頑張っている姿の方が共感して応援してもらいやすいはずです! 我が社で育ててみたい!と、きっと皆さんの良いところを見つけて下さることでしょう。
就活は初めてのことの連続で緊張するのは当たり前! 緊張しながらも、その熱意をいかに伝えるか?がポイントになってくるのでないでしょうか?
緊張しすぎは思いが伝わりにくいけど、程良い緊張は、普段以上の力を発揮させてくれて思いが伝わりやすかったということがありました。(実際、スポーツ選手やアーティストも、程良い緊張が 素晴らしいパフォーマンスをもたらす…という話もあるそうですよ!)
だから、緊張するのは悪い事ではない!緊張を味方につけて、笑顔で元気に就活頑張って下さい!!
ちなみに、フリーアナウンサーの私。社会人になってからも、お仕事させて頂ける機会を求めて日々就活しているような感じですから、皆さんの気持ち すごくよくわかりますよ!笑
どうか皆さんの就活が実りあるものになりますように…祈
いつもFM香川でとっしーとの楽しいトーク拝聴しています。これからも、頑張って下さいね。
テレビ山口のアナウンサーを経験していらっしゃるということに惹かれてコラム拝見させていただきました。私の出身は山口県で、将来的には山口県のアナウンサーになることを志望しているので、テレビ山口時代のエピソードなどすごく気になりました。tysニュースの裏側などあればぜひお聞きしたいです!
また、就活についてですが、コラムに書かれてある内容がとても新鮮でした。スーツの色を変えたり、髪型を自分らしくしたりと、決まりきった形をそのままするのではなく、個性を出そうとするという姿勢を私も見習わなきゃなと思いました。無理に大人の真似をするのではなく、等身大の自分で就活に挑んでみようかなと思います!
「もしも、自分が面接官の立場だったらどうだろう?…と考えを切り替えた」
とても大事だと思いました。
就職活動は自己分析から始まり、”自分アピール”が大事だとばかり考えていました。
しかし、聞き手を想像して、話す内容を考える。言い方を変えてみる。
それは、とても重要だと思います。
その場には、自分以外の相手もいる。
それを忘れず、就職活動に臨みたいと思います。
ありがとうございました!
「自分が面接官だったら?」と相手の立場になって考えるということに納得しました。面接を受ける上では、自分のことばかりを考えてしまい、相手(面接官)について盲点になりがちなのだと気付かされました。面接も、人と人のコミュニケーションのため、相手のことを考えてそれに合わせて挑むということを意識しようと思いました!
また服装や髪型、話す内容など、放送局への就活だからこその就活エピソードは非常に参考になりました!周りに埋もれるのではなく、等身大の自分らしさを大切に就活に挑みたいです。
私は大雑把で、あまり相手のことを考えずに面接などにも挑んでしまいますが、スーツや髪型にまで気を遣って、その局にあったイメージにしていたという話を知ってやはり自分も気をつあっやほうがいいなと考え直す良い機会となりました。これからも相手の立場に立ってどうすれば自分を採用したいと思えるような人材になれるか考えながら就活の準備を進めたいと思います。
面接官の立場から考えて、埋もれてしまわないように自分をアピールする方法になるほどと思いました。また私はよく緊張してしまうのですが、緊張は悪いことだけではないと聞いて元気づけられました。緊張してても自分の熱意を伝えられるような、自分らしい言葉で精一杯頑張りたいと思います・
服装や言葉遣いに気を遣っていて、面接官はもちろん普段初めて会う人にも良い印象を持って覚えてもらうことは自分にとってプラスになるとコラムを通して気付きました。初対面で話をする機会が増えたので、どうすれば印象に残るかを意識してみようと思います!
Thankyou for your advice! I never thought about looking through the perspective of the interviewer and thinking about what type of person they’d want to talk with but it’s a really good way of thinking to make yourself more impressionable! Thankyou for your insightful column
面接では自分の自己PRの言葉だけに意識が入ってしまいがちですが、どうしたら面接官に注目してもらえるかに焦点を当て工夫されているのがただただ素晴らしいと思いました。言い回しを入社した時を想像しやすいように変えたり、服装、髪型などの容姿を目立つようにしたりと少しの変化で面接官への印象は確かに残りやすいと思います。内面の良さをアピールすることはもちろん大切ですが、視覚でのちょっとしたアピールも良いのだと参考になりました。スーツはお金がかかるものだと思いますが、どのように複数枚用意したのでしょうか?