皆様初めまして、株式会社TCCで働いております。N.Hと申します。
現在は3年目で、内装設計の部署に所属しております。
仕事内容は、お店や事務所の図面を描いたり、現場の確認に行ったり、提案資料の作成をしたり。有難いことにのびのびと成長させてもらっています。
このコラムでは、たくさんの先輩が就職活動について話しているので、私はその中の失敗談に絞ってお話ししようと思います。参考になるのかわからないですが、こんな失敗もあるのだなーと心に留めてもらえたら嬉しいです。
私の就職活動は、大学3回生の夏のインターンシップからでした。
元々建築の勉強をしていたため、建築業に就職するのだろうな。という漠然とした考えがありました。その上で「じゃあ建築関係で何をしたい?」がスタート地点です。
ここは失敗談ではありませんが、「何をしたい?」で重視したのは、授業の設計課題の得手不得手です。建築の勉強した人ならわかると思うのですが、家・共同住居・美術館・商業施設など様々な設計課題があったと思います。その時に、何が一番楽しかったか。というのがシンプルでいい指標です。その時私は、商業施設の設計課題が一番自分に向いていると感じていたので、その設計ができる会社を探していました。
そしてちょうどよく話があった、大阪の設計事務所に3週間ほど行ってきたのです。
そこは、大学の先輩が紹介してくれた会社で、人が優しくて、設計も魅力的で、なおかつ大阪にあって、岡山から出たことのなかった私にとっては、とても刺激的な毎日でした。ただ、ある会社方針にだけは違和感を感じていて、果たして私はこの会社でやっていけるのだろうか。とも考えていました。そのインターンシップ自体は非常に勉強になったのですが、会社が自分に合うのか合わないのか、答えを出すことができないでいたのです。
しかし、先輩の紹介+長期インターンシップということで、最後の方になると社員の皆様とも仲良くなっていました。正直なところ就活をしていると、とりあえずでもいいから内定が早くもらいたいと焦ります。すると次第に「こんなに会社の人には親切にしてもらったし、この設計事務所に就職したいな、」という考えが生まれていました。こうして〈ここで働きたい気持ち〉が〈会社方針への違和感〉に蓋をして、数ヶ月後には最終面接にたどり着いていたのです。
最終面接の最初は順調でした。しかし、社長が私の考えている違和感に気づいたのか、最後に会社方針の話になりました。そこで話をするうちに、どんどん雲行きが怪しくなり、私の中で蓋をしていた違和感が大きくなっていきました。そのうち、受け答えにも詰まるようになり、「やっぱり合わない。無理だ。」と気づいたときにはもう手遅れ、その場で私は喋れなくなっていました。
この失敗の要因は、
①先輩の紹介だからと言って企業研究を怠ったこと
②人の良さや都会という立地に惹かれ、会社への違和感を閉じ込めたこと
③内定に焦っていたこと
などが考えられると思います。
私はこの時、就活に違和感を残してはいけない。ということを知りました。皆さんも会社説明会を聞いたら、その会社がキラキラ輝いて見えることもあるかもしれません。全て納得できるなら全力で挑むべきですが、少しでも「おや?」と感じることがあるのなら、そこに目を瞑ってはいけません。しっかり納得するまで採用担当の方に質問し、それでも拭えないモヤモヤがあれば、切り替えることも選択肢の一つです。
ちなみにその後は、弊社となるTCCを見つけ、納得の上「ここで働きたい」という強い気持ちから、全力で選考に挑むことになります。
(就活のためにしたこと。については、弊社所属 #11下坂あすかさん の記事を読んでみてください。とっても参考になります。)
さて、私の失敗談は以上です。
あまり大したことなかったかもしれませんが、誰にでも似たようなことが起こる可能性はあります。
私は内定をもらえない話でしたが、友達からは、内定へ焦るあまり「少しくらい我慢」と思って入社したら、やっぱりギャップが大きくて辞めざるを得なかった。という話を聞くことがあります。そんなことになると、本人も会社もお互いに辛いものです。
自分の気持ちに嘘をついて就活する必要はありません。その瞬間には「私にはこの会社しかない…」と思うかもしれませんが、会社は無限です。どれだけの数の会社を知れるか、どこまで納得できるかが鍵となります。
長くなりましたが、ここまで読んでくれてありがとうございました。
皆様が、本当に心が動く会社に出会えるように願っています。
このコラムを読んで自己分析だけではなく企業研究はとても大切なものだと感じました。
内定が貰えるまで、不安や焦りが今後出てくると思うのでその時に対処ができるように対策をしっかりと考えて来年から始まる就職活動に備えたいと思います。最終的には一つの企業に選択する必要はあるけど、就職活動をしていく中で視野を広く持ち、自分のしたい事・自分の思考に合う企業に出会えれば良いなと思いました。これから少しずつ準備をや対策をしていければと思います。
私も知人に言われると研究を怠ることがよくあるので、肝に銘じようと思いました。納得のできる就職先が見つかるまで根気よく頑張りたいと思います。
自分の心に蓋をすることも必要なのではないかと感じていましたが、会社は無限大にあるという言葉と、経験談を読んで、自分に本当にあった会社を見つけたいと思うようになれました!素敵なコラムをありがとうございました!
このコラムのおかげで企業研究の重要性を知ることができました。自分が心から納得して働ける場所を見つけるため、企業の説明会や紹介だけに頼らず、自分できちんと研究していこうと思います。
自分に合わないことでも続けることに意味があるのではないかと思っていましたが、就職で妥協をすれば後悔をする可能性が大きいと気づくことができました。私は調べが浅いことが多いため、企業をよく理解して就活に挑もうと思います!
I think if my senpai introduced me to a job and I liked the people and location I would’ve probably wanted to work there too… I felt like if the briefing was good I’d probably not question it either. I think the column definitely taught me a lesson because otherwise I feel like I would’ve probably been led astray. Sometimes it does feel like there’s a pressure to pick the first option but like you say the options are endless and it’s better for me and the company if I pick something that suits me.