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コラムをご覧いただいている就活生の皆さん、こんにちは

現在、私も就活中の中川と申します。このタイミングだからこそお伝えできる内容かなと思い、コラムを書かせていただいております。内容としては今の中途就活を通じて、25年前の新卒就活のことを振り返ってみたいなと思います。ちょっと変わったテイストですのでご興味ある方はお付き合いいただければ幸いです。

まず自己紹介させてください。生まれは静岡県の熱海です。私が育った頃はちょうど寂れていて、このまま衰退していくのかな〜と思っていました。『海も山も近く食べ物も美味しく、都会にも近い！？』でも遊ぶところが無い、そんな感じでした。今ではインバウンドよりも関東からの観光客でとても賑わっています。たまに帰ると色々と新しいお店ができている、けど実家のあたりは昔のままで、ホッとします。実家のあたりの雰囲気は牛窓に似ていると思います。高校まで静岡で過ごし、大学は関西の薬学部に行きました。大学受験は煩わしく「早く終わらせたい」という一心でした。薬学部に行くことは決めていましたので『３校に絞って』受験し、一番早く結果が出たのがたまたま関西の学校でした。大学では3年の時に留年しました。当時は3年の10月頃からいよいよ就活準備に入り、真剣に人生に向き合う段階です。その当時は静岡に帰るのかな？なら薬局かな？と思っていましたが、このまま4年になって就活をスタートできるような感じではありませんでした。そんな中の後期試験だったので、テスト勉強も疎かだったのだと思います。留年すればゆっくり考えれるなと心のどこかで思っていたり、ちょっと留年ってかっこいいかな〜、両親には言えないのですがそのように思っていました。ストレートで4年に上がった同級生の就活状況をみながら、どのように自分自身が選択したらいいのかを1年間、考えることができました。

薬学部卒だと、主に病院、薬局、ドラックストア、研究職、自治体、企業というのが主な就職先でした。結果としては『人生一度きり』なので新卒でしかなれない職種にしようと決め、製薬企業の営業職MRを志望しました。もし複数内定がもらえたら『売り上げが大きい会社』にしようと決めていました。それは自分自身が営業していく上で少しでも有利になるのではと考えていたと思います。そして晴れて国内製薬メーカーに就職し、その後25年間色々な仕事を経験させてもらいました。色々な所で働きました。神戸、島根、広島、岡山、名古屋、東京と、引越しは7回です。猫を飼っているのですが、猫も一緒に引っ越しして大変でした。そして25年間勤めた会社を辞めて、一般の会社に勤めましたが5ヶ月で辞めて、今は新たな道を模索しています。

現在の就活をはじめるにあたり、フリーランスで今まで経験したことない働き方をやってみたいと思っていましたが、いざ、それでいいのかを考えると一抹の不安がありました。何が不安かというと、実際に何ができるのか？何をしたいのか？一人で大丈夫か？どのように広げていくのか？などなど。ただの憧れであったのかなと思います。

あらためて自分の思い(Will)、能力(Can)、求められるもの(Must)を考えると、Willは人の役に立ちたい、今までの業界であれば患者さんの役に立ちたい、ということです。Canは人との関わる能力、課題を進める能力、ということです。Mustは業務ICT化やAIによる効率化、イノベーション、新たな融合、ということです。自分の人生、特に25年と直近の経験を振り返ってヘルステックのベンチャー企業に参画していく方向で進んでいきたいなと思って活動をしています。結果どうなるか、どうなったかはまた別として、、、、

その中で、なぜその業界なのか？という部分ではWillが大事、なぜその職種なのか？という部分ではCanが大事だなと実感しております。

あらためて自分自身の新卒就活を振り返ってみると、もっと深く振り返ることができたな〜と思います。ザクっとした志望動機や学生時代に経験したことの振り返りに留まっていませんか？自分自身のWillに気づくと迫力が出ると思います。強いWillがあればそれを信じて進めば良いと思いますが、あまりないな〜という人は、ふわっと思い浮かんでいることでも、それに紐付きそうなことを昔々まで振り返ってみると良いでしょう。また何かしらの決断や分岐点や些細なこと（なんでサッカー部に入ったのか？踊ってると楽しいのはなんでかな？）を良く振り返るともしかすると発見できるかもしれませんね。

これは就活だけでなく人生を決めていく時にも大事な要素になります。

例えば、『海も山も近く食べ物も美味しく、都会にも近い』こんなことをいいなと思っていたので、その観点で岡山に住もうと思ったわけです。

また『３校に絞って受験』、『売り上げが大きい会社』は自分自身が納得いくように合理的に考えて、決まればそれに集中できる、だから25年同じ会社で続けてこれたのかなと思っています。

更に『人生一度きり』というのは結構、私の人生の様々な場面で出てくるwordです。色々な経験をしてみたい、というのは常にあります。例えば旅行先の選び方で同じところには行かないとか。

何か後半は偉そうになってしまいましたが、やっぱり会社に入ってから活躍して欲しくて、、

自分自身が今、共有できることとして書かせてもらいました。皆さんのこれからは果てしなく広がっていきます。今の私も皆さんと同じです。一緒に頑張っていきましょう！！