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コラムをご覧いただいている就活生のみなさんこんにちは。私はもうすぐ社会人２年目を迎える者です。実は単純なミスで、１単位足らず、同期より半年遅れの秋卒業を経験しました。ですから去年４月に入社し、学生と会社勤めという２足の草鞋を履いていた時期があります。なかなかこんな存在はいない？と自分でも思います。

まず、数年前の就活生時代を思い返すと、私は情報系の学科に所属していたため、漠然と情報系で地元に就職できれば良いなと思っていました。しかし就職したのはコンサル＆映像制作系企業でした。

どのようなきっかけでそうなったのか？

実は、そのコンサル＆映像制作系企業は学生時代からアルバイト等でお世話になっていた企業でした。就活真っ只中の４月初旬、例年行われていた県外でのネット中継の補助にアルバイトとして参加した時、ここだと思い志願。全員スーツを着て堅苦しい面接を受ける就活生としての私からすれば、その企業の自由な社風はカルチャーショックそのものだったからです。ある意味、この時期のアルバイトは最強のインターンシップでした

そして2020年4月、いよいよ入社。数々の業務に奔走しながらあっという間に時は過ぎていきます。
入社して半年以上経過し、業務にも段々ですが慣れ充実感を感じ始めた時期です。
しかし、休日問わず他業種の仕事も増加し、ワークライフバランスが依然として取りづらい状況が続いていました。その時の私は常に、何のために働くのかを考えていました。
やりがい？ お金？ 会社のため？ 社会のため？ 自分のため？ 大切な人との時間？ たくさんの単語が常に頭をよぎっていました。

“石の上にも三年”という言葉もある通り、現在の会社で技術をさらに身につけていきたいという思いから、１年足らずで退職する事に葛藤も躊躇もしましたが転職を決意。転職先も決定しこの春から新たな環境で再度スタートを切ります。

もちろん、転職したからと言って自分の求めている事がすべて満たせるはずなんて無いのですが、新たな環境で働ける事と何も代え難い経験をさせていただいた現在の会社に感謝の意しかありません。

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就職活動を控えるみなさんに伝える事

二十代前半で就職活動と転職活動を経験した立場として、就職活動でとても重要だと思った事は、自己分析力です。
自己分析と言っても様々ですが、まず大切な事は自分のアピールポイントを明確にする事です。
例えば、世に出回っている大体のヒット商品は有名なコピーライターがキャッチコピーを考え大々的に宣伝します。また、たくさん広告を打つと広告料金もかかるため時間と場所共に宣伝の場は限られています。
これを就職活動に置き換えた場合、エントリーしているたくさんのライバルの中で、しかも面接という限られた時間の中でいかに自分を売り出すかが大切だと実感しました。あとは人柄と熱意だと思います。

就活生時代にも対策本を読んだり、合説セミナーに参加するなど一般的な就活対策を行なってはおりましたが、このような視点に立って考える事は当時の自分には出来なかったと思います。
この時、短い期間ながらもファーストキャリアで培った力が偉大だった事を初めて実感しました。

学生時代はたくさんの時間があります。ぜひ、自分の輪の中の外にいる人に会ってみるように心がけてみてください。新しい事に挑戦したり、他大学の人に会ってみたり、コロナ禍が落ち着けば旅行も・・・世の中には自分の知らないすごい人がたくさんいます。そんな人たちと関わる事で刺激にもなりますし、自分の中の価値観が必ず広がると思います。
そして、インターンシップには必ず参加しましょう！百聞は一見にしかずです。

皆さんの就職活動が良いものになるよう願っています！

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