就活生の皆様、初めまして!
僕は岡山県を拠点に”音楽を中心とした総合エンターテイメント事業”を行う会社、株式会社LUGZ ENTERTAINMENT(ラグズエンターテイメント) の代表取締役、井上 友裕と申します。法人会社の代表取締役という肩書きを持っていますが、実は会社社長の顔は裏面の顔で、表の顔はシンガーソングライターとして音楽活動をしているアーティスト、Lugz&Jera(ラグズ・アンド・ジェラ)と申します。
今でこそ、アーティスト活動が自分の生業となり、音楽やエンターテイメントの世界で仕事をさせて頂いていますがそんな自分も大学在学時には皆さんと同じ「就活」を行った事もあります。皆さんにとって参考になるかはわかりませんが「選択の一つ」として読んで頂ければと思います。
まず高校生活まで話を遡ると・・・当時流行を追っかけていた自分は高校での勉強より、ファッションや音楽(バンド活動を少々・・・)、美容やダンスなどその時期・時期に周りで流行っているものに流されるように流行を追っかけているような高校生でした。結果、ギリギリまで進路選択を決めきれず、ダラダラとした高校生活を高校3年の夏前くらいまで送ってしまい、大学進学を目指した所でその時期の偏差値は言えないくらいひどい状況で所謂「お先真っ暗」状態でした(笑)。僕には姉が2人いるんですが、姉2人はエリート大学へ進学していた事もあり親には「大学だけは行って欲しい」と懇願されていました。そしてその夏時点の偏差値の結果にあまりにもショックを受けた当時の僕はそこから約3ヶ月、高校1年の内容から自主学習で勉強漬けの日々を送り、3ヶ月で偏差値を約20ほど上げ、近畿大学商経学部国際ビジネスコースへなんとか合格を果たしました。大学受験したのは近畿大学一校のみ、当時の僕の近畿大学を選んだ理由は「日本で一番在学生がいるモンスター大学だから」でした。ここまで読んだだけで本当に考えが浅はかですよね(笑)
大学在学中は国際ビジネスコースにてビジネス英語を用いた商・経済・経営を学びました。しかし僕の人生の転機となったのは学生生活1日目でした。「学生人数No.1のモンスター校に入学したんだから目立ってやろう!」という学業とは別ベクトルのマインドで当時、胸くらいまで伸びていた髪をアフロヘアにして大学へ行くと「面白い奴がいる!」と校内で話題に(笑)そこで出会った友人・先輩らのつながりで”なんとなく” 歌い手として活動をする事になりました。商・経済・経営を学んだと記述しましたが、1:9の割合で勉強:課外活動だったように思います。流行物にすぐ乗っかるようなタイプの自分がそんな安易な選択で気づけば20数年、音楽だけはずっと続ける事が出来ました。もちろん紆余曲折、道を外れそうになったり、大学も中退寸前まで追い込まれたりと今思えば「大変だったな」と思う事もたくさんありましたが、大学は無事卒業しました。そういえばこれは就活生のためのコラムでしたね。。。僕の就職活動と言えば、とは言え音楽だけで生活が出来るレベルでは到底なく在学中はアルバイトしながら親からも仕送りをもらいながら学生をしつつ音楽活動をしていたので、「音楽でご飯を食べていく」と意思決定出来ないまま周りの友人も就職活動を始めていたので”なんとなく”就職活動をしていました。志望企業は「給料が良い所」・「音楽活動が優先出来る所」・「髪型や服装も自由な所」がはまる企業・・・まぁ無いですよね(笑)なので、面接に行っても当然意思疎通が出来る事もなく、就職活動はわずか2,3社で終了しました。しかし今思うとその際ある企業の面接官との会話で自分の中である答えが固まったようにも今となれば思う節もあります。「面接官:君が望むような企業があるとしたら、君自身で起業して望む会社を作るしかないのではないでしょうか。」このような事を当時言われた記憶があります。おそらくその面接官は皮肉のような意味合いだったと思いますが当時の僕は「あっ!なるほどね!」と思ったんだと思います。結果、大学卒業後は暫く大阪でアルバイトをしながら音楽活動を続け、その後、某事務所にて所属契約をし東京での約4年間の活動後、2011年に地元岡山県へ帰郷し2013年に個人自営業として「LUGZ MUSIC(ラグズミュージック)」を起業、2020年に株式会社LUGZ ENTERTAINMENTを設立するに至りました。
ブレながらもその時々で経験した事が糧となり今日現在につながっているんだなと思いながら日々歩んでいますが、少し前に小学校の頃の卒業アルバムを見る機会があり、小学生の時の僕の夢には「歌手になる!」としっかり書かれてあったのには驚きました。思い返すとこれまで歩んできた人生、全ては歌手活動をするための経験だったんだなと今思っても感慨深いものがあります。
就活生の中には完全なる自己実現に向け着実に歩んでる人もいればまだぼんやりとしか見えていない人も多くいると思います。正解が見出しづらい世の中ではありますが、意外にそのヒントや答えは身近にあるのかもしれません。
長々となりましたが、皆さんにとって実りある人生になりますように。これからの活躍を楽しみにしています。
国内最高峰男性R&Bイベントプロジェクト「SUGAR SHACK(シュガーシャック)」に参加し全国的な活躍を見せる中、2011年それまでの活動の拠点だった東京から地元である岡山県に帰郷。
帰郷後は岡山を拠点に自身の独立レーベル「LUGZ STAR RECORDS」を立ち上げコンスタントなリリースを行い、その全てがiTunesチャート等で上位にランクインするなど人気を博している。
TVやRADIOなど、レギュラー番組を持ちメディアでの活動も見せる中、2018年4月には故郷岡山県高梁市で1,000人を動員する単独ライブを成功させ、また今や1万人規模の西日本最大級屋内音楽フェスとして大きく成長した「MUSIC TRIBE (ミュージックトライブ)」のプロデュースなどその活躍は多岐に渡っている。(2019年8月に開催されたMUSIC TRIBE 2019では総動員10,000名を記録)
そして音楽プロデューサーとしての一面も持ち、国内外メジャーインディー問わず様々なアーティストへ楽曲プロデュースやフェスなどのプロデュースを行っている。
私は現在学生で、将来は芸能界で活動していきたいと思っています。そのため、このコラムがとても活力になりました。
また、Lugz&Jeraさんの行動力に感銘を受けました。私も夢に向かって行動し続け、身近にあるヒントに気づける人になりたいです。
私も自分のやりたいことができる会社を見つけることが難しいタイプの人間です。だから、コラムを読んで自分で起業して自分の希望に近い会社を自ら作り上げている人が実際にいるということを知り、勇気がや希望が湧きました。ありがとうございます。
私はまだ就活を始めていませんが、将来についてぼんやりとしているため最近はとても不安を感じています。コラムを読んで、自分がやりたいことを妥協せず追いかけ続けていることに感動し、諦めないことの大切さを再認識しました。私も夢を諦めずに追いかけ続けたいと感じました。
自分の望む企業がないなら自分で作ってしまうという、その行動力の高さに尊敬しかありません。私も何となくで周りに流されながら生きてきて将来のこともぼんやりとしか考えていませんが、そんな中での経験も無駄ではないと信じ将来に向かって頑張りたいと思います。
Your positive take on things is really inspiring to read and I think that outlook and a good mindset must be really so important. Even when the interviewer tried to make fun of you it didn’t work because you had confidence you could get where you wanted to and that’s so impressive. Thinking that its something you’re Going to do and not something you Want to do really makes that difference. Thankyou for your column! I’m going to move forward with this mindset
自分の趣味を優先していたとしてもいつか趣味が自分の役に立ってくれるんだなと思いました。趣味より会社を優先していかないといけないのかなと思っていたので起業するというのはとても憧れるアイデアだなと思いました。嫌味だとしてもそれすら自分の新しいアイデアに活かすというところを見習いたいなと思いました。そして自分の身近にやりたいことがあるということだったのでもう一度自分を振り返ってみようかなと思うきっかけになりました。
私は今大学生で自分の好きなことを仕事にできるわけが無いと心の中では感じていた。何となくでいきていこうと思っていた人生でもなんでも挑戦すること好きなことを続けることは大切なことだと感じた。夢に向かってやりたいことを見つけながら頑張っていきたいと思いました。